フェデリコ・フェデリチのらくがきちょう

いくら落書にはげんでみたところで、余白を埋めつくしたり出来っこない。──安部公房『箱男』

骨董市の本

こんばんは、フェデリコ・フェデリチです。

 

近くで骨董市が開催されていたので行ってきました。

嘘です。たまたま通りがかったら人の賑わいがあって気になって見てきました。

 

骨董市の名前の通り骨董品を扱う人もいれば明らかに要らなくなった日用品を売りにきている人もいました。

 

そんな中で僕が見つけたのがこれです。

単語をその発音に即して表記する技術について書かれたものです。International Phonetic Alphabet のようなものでしょう。

 

実際に開いてみると、英語などの外国語を学ぶ初学者向けに書かれたものであることがわかります。

発音の説明の後に具体的な単語を列挙するというスタイルで、今の英和辞典などでも見られるものですね。

ただ肝腎の説明がわかるようなわからないような情緒的なものになっているのが気になります。

 

奥付を見ると昭和5年、1930年発行のものだとわかります。今から90年以上昔のものということになります。

 

古すぎてネットで検索しても有益な情報が出てきません。

 

英語などの授業の副教材として使われていたのかもしれませんが、詳しいことはわかりません。知っている人がいたら教えてください。

 

さいごに

2年E組だったサカナクションのボーカルのものらしいです()